人気ブログランキング | 話題のタグを見る


気づけば隣に座っていた秋

この季節の変わり目、私には、朝晩からやってきました。
朝、涼しくなって、目覚めが良く、出掛けて雨上がりだと肌寒くさえある。
夜、いつものように風呂上りに、扇風機に当たりっぱなしになっていると、
思いの外、体が冷えてしまう。

毎日会社の昼休みに外出して、目にしていた田圃の稲穂の先が、
いつしか黄色くなって、そこはもう確かに秋に入っていました。
それから、駐車場の向かいの家にあるイチジクの実が生っている。
ちょっと先にある柿の木には実らしきものが出来始めている。
小さい秋を見つけたというより、ふと気付けばもう秋の気配に包まれていました。

夏が好きな人には寂しく、秋が好きな人にはうれしい時候ですね。
あなたは、どちらでしょう?

人ぞれぞれに好きな季節の歌があるでしょう。
秋になって私が思い出したのは、
「誰もいない海」「秋でもないのに」「落ち葉のコンチェルト」「秋はひとりぼっち」等など。

講談社から出ている小冊子「本」に、
「ぼくの歌、みんなの歌」という森達也さんの連載ものが有り、
その8回(2004.8)で、「落ち葉のコンチェルト」が紹介されてありました。
読んでいた病院の椅子からずり落ちそうなくらい、ショックを受ける。
センチなメロディーに酔っていたけど、
本当は深い主体性を歌い上げているのだった…。

「秋でもないのに」を歌っていた本田路津子さんが、
わが街の教会へいらっして、歌うのを目の当たりに見られたのは、
もう何年前だろうか?
いつしか自然に引退していったような感じを受けていたのに、
教会で無料で彼女の歌が聞けると知った時、大変驚きました。
信者ではありませんが、神の恵みを受けるべく、いそいそと出かけました(笑)
手話を交えた賛美歌も歌われました。
彼女の歌声に酔いしれて会場を出る時、同じ神の子と見間違えられそうになって、
冷や汗をかいたのも懐かしい思い出です(^^ゞ

他にもいろいろ曲はあるはずで、
何かの拍子にパッと脳裏に甦るのは、
ちょっと楽しくもあります。

2004.92
by kimipoem | 2004-10-10 01:41 | 季節
<< 51度目の秋 要約筆記講座でのお話「難聴者に... >>




ポケットには納まりきれないものを…(笑)
by kimipoem
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧