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時をかけるききみみずきん

県立図書館で調べ物をして、これまで、幾度も、
その資料は、岡大にあります、
と言われました。
この12月に入っても一度ありました。
以前学生で何気なく利用していたのとは違い、
今は、学外者として手続きを踏まねばならず、億劫です。

その時、レファレンスをしてくださった方が、
そんなに入りにくい事もないと思いますよ、
と背中を押してくださったのも何かの縁。
その翌日曜日の午前、出向きました。
やっぱり申請書と身分証明書は要ったものの、
済んでしまえば、あっけない。
その時の目当ての資料は、新館の二階か三階にあると案内される。

あの頃は、まだ裏庭とでも言っていいような、
何もなかった、ただっ広い所に、
本館よりも高い建物が建っています。
森閑とした、人影まばらな各階を上がりながら、
それぞれの開架をたどって、本の背中を見る。
書庫に入ったらしく、無くなった本もあれば、
今尚健在の本もある。
以前よりは、洋書の割合が多い。
そうして、開架書架の本が二倍、いや四倍は増えている。
30年かかってこういう風に本が増えたんだ…

私が学生の時には無かった可動式の書架もありまして、
そこにあった目当ての雑誌バックナンバーを手に取り、
新しい眺めを横にしばらく読みふけりました。
読み終えれば、辺りにはいつの間にか学生たちが増えている。

あの頃の自分と同じように本の世界に魅了されている人もいるのだろうか?
それとも、ただの資料として使っているだけなのだろうか?
この図書館で出会えて良かった何冊かの本を検索してみれば、
どれも書庫にしまわれて、ちょっと寂しい。

あの頃に比べて、大学図書館と市内の公共図書館との落差は小さくなりました。
市立図書館、そして県立図書館、そんなに見劣りしてないぞ。
そう思えました。
市内の市立&県立図書館は、それぞれ所を変え、建物も変わりました。
でも、ここ大学図書館は、変わらず。
あの頃の思い出を大事に封印して保存してくれている。

外に出て、車に乗る。
自転車に乗って出入りしていた時から30年たって変わった事のひとつ。
過去から現在に戻った気が、一瞬、しました。

この思い出の一文を書き上げた次の日曜日の夕方、
県立図書館で、又、
お尋ねの本は大学の図書館にあります、
と言われました。
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by kimipoem | 2005-12-25 23:01 | 時代




ポケットには納まりきれないものを…(笑)
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